2025年06月25日
テレビボード
フロートテレビボードとは?【後編】~導入までの5ステップ~

床から浮かせて壁に掛けて設置することで、おしゃれで洗練された雰囲気をつくれるアイテムとして人気のフロートテレビボード。
前編のコラムでは、フロートテレビボードの特徴や基本情報を中心にご紹介しました。
後編となる今回は、実際にMARGINのフロートテレビボードを導入する際に知っておきたい5つのステップをご案内します。
MARGINで取り扱っているアイテムを例にして、実際にご家庭に導入されるまでの流れにそって、各ステップにおける注意点も併せて解説していきますので、ぜひこのガイドを参考に、検討してみてください!
フロートテレビボード導入までの流れ
- 設置場所の確認・採寸
- 商品の選定
- 業者の選定・相談
- 施工・取り付け
- 完成・最終チェック
①設置場所の確認・採寸
壁の構造チェック
まずは設置予定の壁に、フロートテレビボードの取り付けが可能かを確認しましょう。

MARGINのTVボードでは、12mm厚以上のJAS規格相当合板による下地補強が必要です。
また、テレビボードを設置する位置の左右に50mm程大きい範囲で下地の補強を行ってください。
配線・コンセント位置の確認
テレビやAV機器の配線をどのように行うのかを事前に決めておくのも重要です。
コンセントやアンテナ端子の位置を確認し、コード類がごちゃつくことなくスッキリと収まるようにすると、よりフロートテレビボードの魅力が引き立ちます。

テレビサイズの確認
テレビは何インチのものを設置する予定ですか?
置き型、壁掛けなど設置方法の違いはありますが、テレビのサイズとテレビ台のバランスによって、お部屋のイメージは大きく左右されます。
テレビよりもテレビボードの幅が狭いとアンバランスな印象に。
テレビボードの横幅=「テレビの横幅」+「30~60cm」を目安に選ぶと、バランスの良い見た目になります。
おすすめのサイズ目安



②商品の選定
色柄を決める
続いて、テレビボードの“見た目”を絞っていきます。
フロートテレビボードはシンプルな形状のものが多く販売されていますが、その色柄は様々。
選ぶ基準として、お部屋のテイストに合わせて選ぶことで、空間に統一感が生まれます。
色によるテイストイメージ例
北欧風 | ホワイト系 |
---|---|
モダン | ブラック系(ダークカラー)、グレー系 |
和モダン | ベージュ系 |
ナチュラルテイスト | オーク系、ブラウン系 |
MARGINでは、定番のホワイト系、ブラック系のものからトレンドのベージュ系、ナチュラルなブラウンやオーク系のものなど、豊富なカラーバリエーションの中から選べます。
また木目、鏡面仕上げ、マット素材、天然木突板やリブ形状のものなど、素材感の違いから選んでいただくことも可能です。
「テレビボードの色選び」については、下記の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧いただき、テレビボードを決める際の参考にしてみてください。
色味に迷ったら、カラーサンプルの請求もおすすめです。
壁や床と照らし合わせながら、実際の雰囲気を確認しましょう。
収納タイプと選び方のポイント
MARGINのテレビボードの収納部には、4種類のタイプがあります。
それぞれ特徴を理解し、自分の使い方に合った収納スタイルを選びましょう。
スモークガラス フラップ扉


ガラスにスモーク色のフィルムを貼った仕様。中がうっすらと見える程度の透過性があります。
扉を閉めた状態でのAV機器収納リモコン操作:〇
同色仕上げガラス フラップ扉


ガラスにご指定の色柄シートを貼った仕様。中は見えません。
扉を閉めた状態でのAV機器収納リモコン操作:〇
板フラップ扉

ガラスフラップ扉と同様に前方に倒れて開くタイプですが、前板が板仕様のため、中は見えません。
扉を閉めた状態でのAV機器収納リモコン操作:×
引出

ゆっくりと静かに閉まるソフトクローズの引出は板扉になっているため、中は見えません。
扉を閉めた状態でのAV機器収納リモコン操作:×
配線のしやすさ
テレビまわりをすっきり見せるためには、テレビボードが配線に対応できるかも重要です。
- 背面に配線用の孔(コード用の穴)があるか
- コンセントやアンテナ端子の位置に合うか
- HDMIや電源コードの長さに余裕があるか
MARGINのTVボードは、背面中央に配線スペースを設けた設計になっています。
壁面コンセントはTVボードのオープン部に設置すると、すっきりと収まります。
※1:引出の場合、壁との隙間は50mmとなりますので、コーナータップをご用意ください。
TVボード(W1500/1800):1箇所
ワイドTVボード(W2000/2200/2400):2箇所

③業者の選定・相談
設置には、壁の補強や専用の取り付けが必要となるため、壁掛け家具に対応した施工業者への相談が欠かせません。
設置を依頼する前に、現地調査を行い、壁の下地の有無や、最適な設置高さなどをしっかり確認してもらいましょう。

ご自宅を建設中もしくはリフォーム中の場合は、ご契約中の業者様に施工の可否をご確認ください。
ご契約中の業者様では施工が受けていただけない場合には、「施工について」をご覧ください。
④施工・取付
設置当日は、壁補強や配線処理を行いながら本体を固定していきます。
その後、テレビやAV機器の配線処理までを進めていきます。
事前の計画がしっかりしていれば、スムーズに取り付け可能です。

⑤設置後の最終チェック
設置が完了したら、最後に水平に取り付けられているかをチェックしましょう。
また、扉や収納部分の開閉や動作がスムーズかどうか、そして配線がきれいに収まっているかも忘れず確認を!


ここまでの作業をしっかり行えば、フロートテレビボードの導入は無事完了です!
~事前準備が成功の鍵~フロートテレビボード導入プロジェクト
フロートテレビボードの導入は、置き型のテレビ台とは異なり、壁の補強や設置業者の手配など、事前に決めておくことが多くなります。
一度取り付けるとやり直しが難しいため、ひとつずつ丁寧に進めていきましょう。
フロートテレビボードは、インテリア性・機能性・安全性を兼ね備えた理想的なテレビ台収納です。
「ちょっと難しそう…」と思われがちですが、あらかじめポイントを押さえ、しっかり計画を立てて臨めば、スムーズかつ円滑に導入できます。

憧れのフロートテレビボードで、リビングをおしゃれで快適に!
こちらのコラムを参考に、ぜひ理想のお部屋づくりを計画してみてください。