2025年07月30日
テレビボード
テレビボードって本当に必要?【前編】~ちょうどいいを選択するには~

以前までは“テレビを買ったらテレビ台もセット”が当たり前でした。
しかし今は、壁掛けテレビやスタンドテレビなど、テレビの形式が多様化するにつれ、テレビとテレビ台が必ずしもセットとして扱われるのではなく、あえてテレビボード無しでスッキリ暮らすという、“置かない”選択肢も出てきました。
特にマンションや一人暮らし、シンプルな暮らしを目指す方の中には、「テレビ台って、なくてもいいかも?」と感じている人も増えています。
ただ、いざ実際に暮らしてみると…
- 配線が丸見えでちょっと気になる
- リモコンやゲーム機の置き場所に困る
- スッキリしてるけど、見た目のバランスがイマイチ
など、ふとした“気づき”が出てくることも。
そこで今回は、テレビ台の有無をあらためて見つめ直しながら、自分の暮らしにフィットする選択肢を考えていきましょう。
テレビ周りにおける3つの選択肢
テレビ周りのスタイルは、大きく分けて以下の3タイプがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、選び方によって空間の使い方や快適さは大きく変わってきます。
まずは、代表的な3タイプの特徴をおさらいしてみましょう。
置き型テレビボード

収納力と安定感があり、昔からの定番スタイルとなっているのが、テレビを上に置くタイプのテレビ台です。
大容量の壁面収納を含め、特にファミリー層に根強い人気があります。
置き型テレビボードの特徴
- テレビをしっかり支え、配線もスッキリ隠せる
- AV機器、ゲーム機、リモコンなどをまとめて収納できる
- インテリアとしての存在感があり、“部屋の軸”になる
壁掛けテレビボード

床が見えるので空間を広く見せることができ、収納も確保できる、近年人気のスタイルがフロートテレビボードとも呼ばれる壁に掛けて設置するタイプのテレビ台です。
壁掛けテレビとの相性も良く、おしゃれさと実用性を求める方に選ばれています。
壁掛けテレビボードの特徴
- “浮かせる”ことで、空間が軽やかな印象に
- テレビ台の下を掃除ロボットが通れるという実用性
- 配線を壁に隠せて安全かつ、スッキリとした見た目
テレビボード無し

とことんすっきりとミニマルに暮らしたい方に選ばれるのがテレビ台を置かないスタイルです。
壁掛けテレビのサイズや価格のバリエーションも増えてきているので、家具を減らしてスペースを最大限活用したい方に人気です。
テレビボード無しの特徴
- 限られたスペースでも、空間を広く感じられる
- 「モノを持たない・見せない」シンプルな暮らしが好きな方に人気
- 壁を傷つけず設置できる脚付きテレビやポータブルテレビを使う方にも最適
今の暮らしに合ってる?テレビボードの見直し方
ちょっとだけ、自分の家のリビングを思い浮かべてみてください。
たとえば、大容量の壁面収納を置いている場合。
それ、本当に活用できていますか?
「なんとなく置いてるけど、気づけば中はほとんど空っぽ…」なんてこと、ありませんか?
子どもが成長して、以前ほど収納量を気にしなくなったというご家庭も多いでしょう。
そうなると、「このサイズのテレビ台、本当に必要かな?」と感じる瞬間もあるかもしれません。


一方で、テレビボードを置いていない人は、「何もなくてスッキリしてるけど、配線や機器類を隠すのには苦労してる…」という声も。


中には「テレビボードって大きくてゴツいイメージがあって、避けていた」
という人もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「壁掛けテレビボード」です。

「置かない」と「しっかり整える」のちょうど真ん中。
近年のテレビボードは、デザイン性もぐっと洗練され、空間に自然と馴染むものが増えています。
暮らしに合わせて、“ちょっと欲しかった”を叶えてくれる、ちょうどいい選択肢かもしれません。
MARGINでは空間を整えつつ、スッキリとした暮らしを叶えてくれる壁に掛けて設置するフロートタイプのテレビボードを多数取り扱っています。
豊富な色柄・サイズから、きっとあなたに合ったテレビ台を見つけていただけるはずですので、ぜひ一度ご覧ください。
後編では「ぴったりの組み合わせ方」をご紹介!
テレビボードの必要性について改めて見直すことをテーマにした今回の企画。
前編となるこちらでは、テレビ周りのスタイルの選択肢とその特徴をご紹介し、今の暮らしに合ったテレビ周りを実現するためのヒントをお届けしました。
次回の後編では、あなたの考え方やライフスタイルに合わせて、どんなテレビ周りがぴったりなのか。
収納量が「足りない」や「多すぎる」など、具体的なお悩みに応じたレイアウトや、取り入れやすい壁付けアイテムをご紹介します。
きっと、「こんな組み合わせ方があったんだ」と思えるような、新しい気づきがあるはずです。
家具を選ぶことは、“今の暮らしに寄り添う方法を見つける”ということ。
後編もどうぞお楽しみに。