2024年11月09日
リブパネル
内装を極める「デザインウォールパネル」
デザインウォールパネルとは、空間の印象がパッと華やかに仕上がる特別な装飾が施された壁面に取り付けるパネルのことを指します。
住宅や商業施設、オフィスなど、さまざまな場所の内装に使われており、インテリアデザインにおいて注目されているアイテムのひとつです。
通常のクロス貼りの壁材とは異なり、立体的な形状で空間の主役になるような美しいデザインのものが多くあります。
トレンドの内装壁材「ウォールパネル」に注目
最近ではジャパンディスタイルに注目が集まっていることで、天然木を使った自然素材を住宅の内装に取り入れることが増加しています。
インテリアに興味のある方なら、気になるスタイルのひとつに上げられる方も少なくないと思います。
そのようなトレンドのスタイルを簡単に叶えられることから、ウッド調・リブ(縦格子)を用いたデザインのウォールパネルが壁材として重宝されています。
ウォールパネルの設置方法
「ウォールパネル」というその名の通り、壁面に取り付けて使用する壁材です。
加工しやすいため工事に時間がかからず、既存の壁材の上から貼れるというメリットがあります。
取り付け手順も少なく、簡単に施工できます。
ここでは、MARGINで取り扱っている「リブパネル」を例に施工手順をご紹介します。
1. 下地位置の確認
ウォールパネルを設置したい場所・位置を決めます。
高さ・幅などを測り、巾木・廻り縁の有無などを決め、下地となる壁について設置可能かどうかを確認します。
※設置可能な下地については、取り付けるウォールパネルの施工条件をご確認ください。
2. パネルをカットする
必要に応じて、パネルをカットします。
※カット方法は、取り付けるウォールパネルの施工手順をご確認ください。
3. 両面テープと接着剤を塗布する
ウォールパネルの裏面にパネル用の特殊両面粘着テープを貼り、接着剤を塗ります。
ウォールパネル用の両面テープ・接着剤は、ホームセンターや通販サイトなどで販売されています。
4. パネルを壁面に貼付け、圧着させる
パネルを壁面に取り付け、圧着させます。
接着剤が固まり、しっかりと壁に貼り付くまで養生します。
ウォールパネルの活用例
設置サイズを調整することができるウォールパネルなら、インテリアとしての取り入れ方の幅がさらに広がります。
実際の活用シーンとともに見ていきましょう。
空間の印象を変えるワイド使い
デザイン性の高いウォールパネルは、部屋全体の印象をガラッと変えることができます。
たとえば、壁一面に敷き詰めることで、そこが視覚的な焦点となり、空間に深みや個性を与えます。
一般的なクロス張りとは異なり、立体感や深みが出るのが特徴です。
上質感をプラスするアクセント使い
デザインウォールパネルをお部屋の一部の壁に使用することで、空間のアクセントとなり、洗練された印象を与えます。
たとえば、リビングのテレビやソファの背後にリブ状パネルを配置することで、部屋全体が引き締まり、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
ウォールパネル導入時の注意点
空間全体とのバランス
ウォールパネルを導入する際は、空間全体とのバランスが重要です。
空間の中で目立つ部分が多すぎると、かえってごちゃごちゃした印象になってしまうこともあります。
特に家具や照明などで特徴のあるアイテムを置いてある場所では、他のアイテムとの調和を考え、部屋の一部だけにウォールパネルを取り入れることで、効果的に空間を引き締めることができます。
素材の選び方
ウォールパネルに使用されている素材によっても、雰囲気や機能が大きく変わります。
デザイン性とともに、メンテナンスのしやすさや耐久性、費用なども考慮して選びましょう。
たとえば湿気の多い場所には、水分に弱いとされている突板素材のウォールパネルは不向きです。
施工が必要
簡単で手順が少ない、といえどもウォールパネルの設置には、加工・取付けの施工作業が必要です。
美しく仕上げるためには、正確な寸法や適切な取り付け方法が求められるため、DIYでは難しいこともあります。
せっかく、こだわりの空間づくりを目指すのであれば、専門の業者に依頼して仕上がりの品質を確保することも大切です。
取り入れるならMARGINのリブパネル
MARGINでは、天然木突板を使用したリブパネルを取り扱っています。
リブの凹凸により、差し込む光で立体的な陰影が生まれ、優雅で落ち着きのある空間をつくることがでます。
サイズ調整のしやすい高さ240cm、幅40cm/45cmのサイズ展開でのリブパネルは、用途に合わせてカットしたり、つなぎ合わせたりと形を変えてご使用いただけます。
さらに、より壁との一体感を演出できるリブパネル用の巾木・廻り縁材もご用意しています。
巾木・廻り縁があると掃除がしやすく清潔な状態を保てますので、リブの溝にホコリが溜まってしまうことが気になる方もおすすめです。
シーン別:リブパネル施工事例のご紹介
リビング/ダイニング
1日の多くの時間を過ごしたり、家族が皆でくつろぐリビング・ダイニングの空間。
時間経過によって見せる表情が変わるリブデザインなら癒される雰囲気をつくれます。
玄関/エントランス
家の顔と呼ばれる玄関。
来客の方もあっと驚く素敵な空間作りにいかがでしょう。
また、帰宅する度に心地よい空間が迎えてくれることで、より暮らしへの満足感を高めることができます。
寝室
眠りにつきやすいリラックスした空間づくりが重要です。
柔らかな光が灯るLED照明とリブパネルを組み合わせることで、あたたかみのある陰影が生まれ、落ち着いた癒し空間をつくれます。
ウォールパネルで叶えるワンランク上のインテリアレンジ
今回は注目のデザインウォールパネルの取り入れ方から、事例までご紹介させていただきました。
ウォールパネルを使用すると、単なる塗装や壁紙だけのときよりも空間表現の可能性が広がり、部屋全体の印象がぐっとおしゃれになります。
壁面を豊かに演出することで、空間にフォーカルポイントが生まれ、洗練された雰囲気をつくり出せます。
ご自身のイメージに合ったウォールパネルを上手にお部屋に取り入れて、ワンランク上のインテリアレンジを楽しみましょう!