2025年02月27日

埋込・ニッチ収納

スリムな収納で実現する!トイレの収納アイデアと設置ポイント

スリムなトイレのニッチ収納

トイレは、誰もが毎日使う場所だからこそ、常に清潔で快適な空間にしたいものですよね。
でも、トイレットペーパーや掃除用品などをすっきりまとめるのは、限られたスペースでは意外と難しいもの。
特に狭いトイレでは収納スペースが不足し、物が散らかりやすいと悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで注目したいのが「ニッチ収納(埋め込み収納)」。
壁の厚みを利用して取り付けるので生活動線を妨げることなく、圧迫感なくスマートに収納スペースを確保できます。

今回は、トイレにぴったりのスリムタイプのニッチ収納のアイデアや設置のポイントをご紹介します。

ニッチ収納のメリット

圧迫感ゼロのスリムデザイン

圧迫感のないスリムなニッチ収納

ニッチ収納は壁の一部を利用するため、収納が増えても空間が狭く感じにくいのが特長です。
トイレのような限られたスペースでも、スッキリとした印象を保ちます。

使いやすい位置に配置できる

使いやすい位置に配置できるニッチ収納

ニッチ収納は、目線の高さや手の届く範囲など、用途に応じた配置が可能です。
トイレットペーパーは座ったまま手の届く位置に、掃除道具は見えにくい場所に収納すれば、見た目も機能性もアップします。

見せる収納と隠す収納を使い分けできる

扉有り、無しでニッチ収納を使い分ける

ニッチ収納は扉有りなら「見せる収納」、扉無しなら「隠す収納」として使い分けができます。
オープンタイプならサッと取り出しやすく、扉付きなら中身を隠してスッキリ。
見た目と用途に合わせて収納スペースを選べるのもポイントです。

取付け位置を考える

トイレ収納を快適にするには、「どこに収納をつくるか?」が重要です。
設置場所を工夫することで、使いやすさが大きく変わります。

一般的にどんな場所に取り付けるのか、事例写真を参考にご紹介します。

トイレの背面上(高い位置)に設置

トイレ背面に設置された埋込収納
視線より上にニッチ収納を設置

トイレの背面、特に目線より高い位置に設置すれば、空間を広く見せながら収納スペースを確保できます。

ポイント

・奥行きは15cm程度にすると、圧迫感がなく使いやすい!
・高すぎると物の出し入れが大変な場合も。収納の高さは、手を伸ばして届く範囲(一般的に床から約160〜180cm)にすると使いやすくなります。

こんな人におすすめ!

・トイレが狭く、床のスペースを確保したい
・トイレットペーパーのストックをたくさん収納したい

トイレの側面(座ったときの横)に設置

トイレに座った時に手が届きやすい位置に収納を設置
トイレに座った時に手が届きやすい位置に収納を設置

座ったまま手が届く高さに設置すると、サニタリー用品や掃除道具をサッと取り出せて便利です。

ポイント

・収納スペースは、床から50~80cmの高さに設置すると、座ったままでも取りやすく快適です。
・扉付きの場合、開閉の際にトイレや体に当たらないかスペースの確保が必要です。また、扉の開閉方向も確認しておきましょう。

こんな人におすすめ!

・ 使う頻度の高いアイテムを手の届く位置に置きたい
・お子さまやご年配の方でも無理なく使える収納を作りたい

収納するものに合わせたサイズ選びを

「ニッチ収納を作ったけど、思ったより入らなかった…」なんて失敗を防ぐために、まずは収納するアイテムをリストアップするのがおすすめです。

例えば、以下のようなものを取り出しやすい位置に収納できると便利ですね。
・トイレットペーパーのストック
・掃除用品(洗剤、ブラシ、シートなど)
・サニタリー用品
・消臭スプレーや芳香剤

トイレットペーパー
トイレの掃除道具

これらを収納するなら、奥行き12cm前後、幅20~40cm程度のスペースを確保すると使いやすくなります。

MARGINで見つける!おすすめニッチ収納アイテム

MARGINの IN WALL(ニッチ収納・埋込収納)は、扉タイプのバリエーションに加え、幅もコンパクトなサイズから展開されているので、スリムなトイレ収納をお探しの方にもぴったりなトイレ収納が見つかります。

MARGINのスリムなニッチ収納バリエーション

板扉+オープンBOX

扉収納+オープンキャビネットのニッチ収納

扉付きの部分とオープン部分が組み合わさったタイプは、収納の自由度が高く、トイレ空間をおしゃれに演出できるのが魅力です。
生活感を隠したいものと、芳香剤やインテリア小物を分けて収納できるので、見た目もすっきり整います。

右開き、左開きが選べるのはもちろん、上下の反転もできますので、オープン部分を上にしても下にしてもご使用いただけます。

収納とディスプレイを両立できる扉収納+オープンBOXキャビネットは、おしゃれさと実用性を両方重視したいという方におすすめです。

板扉BOX

扉収納キャビネットのニッチ収納

全面板扉の仕様のキャビネットです。
中身を完全に隠せるので、トイレ空間をスタイリッシュに保ちたい方にぴったり。
可動棚を活用すれば、入れるものに合わせて、上から下まで無駄なくスペースを利用できます。

生活感を隠してスッキリ見せることのできる扉収納キャビネットは、ものを見せずにスマートなトイレ空間をキープしたいという方におすすめです。

オープンBOX

オープンキャビネットのニッチ収納

扉がない分、使いたいものをすぐに取り出せるのがオープンBOXキャビネットの最大のメリットです。
扉の開閉スペースが不要なので、奥行きが狭いトイレの背面への取付けや、インテリア性をより高めたい場合にも最適です。
可動棚の他、オプションのステンレスバーを取り付ければ落下防止にも役立ちますし、吊り下げ収納としても使えます。

取り出しやすく、利便性の高いオープン収納キャビネットは、ワンアクションでモノの出し入れを便利にしたいという方におすすめです。

スリムな収納で実現する快適なトイレ空間

トイレは限られたスペースだからこそ、収納の工夫次第で使いやすさが大きく変わります。
壁の厚みを活かした「ニッチ収納(埋め込み収納)」を取り入れることで、圧迫感を感じさせずにスッキリとした収納が可能です。

トイレットペーパーや掃除用品などをしっかり収納しつつ、生活感を抑えて美しい空間を保つためには、収納の種類や設置場所を考えることが大切です。

MARGINのトイレにおすすめニッチ収納施工例
MARGINのトイレにおすすめニッチ収納施工例

今回はスリムなトイレのニッチ収納に特化して、3タイプのBOXキャビネットをご紹介しましたが、スペースの広さや家族構成など、ライフスタイルに合わせて選ぶことで、より快適なトイレ空間を実現できます。

「すぐに取り出せる収納が欲しい」「生活感を隠したい」など、あなたの理想に合う収納を選んで、トイレ空間をより快適に整えてみませんか?

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